守屋物語
平成・守屋騒動記・その壱
守屋―宮崎 逮捕前の打ち合わせ!? (ゲンダイネット)
宴席に同席していたことを守屋喚問で暴露され、さらに「口利き」疑惑まで浮上した額賀財務相(63)。これで辞任に追い込まれるのは確実だ。しかし、守屋前次官(63)が“道連れ”にするつもりだったのは、額賀大臣ではなく、久間元防衛相(66)だったという。 「あの、それでは、あの申し上げますけども、えー、久間先生と、あの額賀先生ではなかったかと思っております」――。日本ミライズの宮崎元伸と一緒に接待を受けた政治家2人の実名を明かした守屋前次官。 さらに「政治家から契約関係について圧力を受けたことは」と問われ、「とくに建設関係でですね、防衛省の仕事をやりたいからと……」と圧力があったことを認めた。 この証言を受けて「圧力をかけたのは誰だ」と政界が大騒ぎしているさなか、飛び出したのが、額賀財務相の「口利き」疑惑だ。守屋前次官と同期だった太田述正・元仙台防衛施設局長(58)が、当時の日記を基に「山形県内の建設業者を工事の指名に入れて欲しいと額賀氏から口利きを受けた」「守屋氏を通じて伝えられた」と証言したのだ。 太田氏は、守屋前次官が口利きの一端を語ったのを見て「これは事実を明らかにしろというメッセージだ」と受け取ったという。 証人喚問の守屋発言が、額賀財務相を追いつめている格好だ。ところが、これは守屋前次官にとって大誤算の展開だという。 「守屋―宮崎の2人は、どこまで地検に話すか、守る政治家は誰かを入念に打ち合わせしたはず。その証拠に2人の証言は、ほとんど一致している。2人が恨んでいたのは久間元防衛相です。逆に額賀だけは守ろうとしていた。恐らく、口利き疑惑も額賀ではなく久間のことを言ったつもりだったのではないか」(政界関係者) 防衛族議員のなかで、守屋と近かったのは山崎拓、中谷元の2人、遠いのは石破茂、小池百合子といわれている。 証人喚問の直前まで守屋と連絡を取っていたジャーナリストの田村建雄氏はこう言う。「守屋氏が力をつけたのは、当時の額賀防衛庁長官に3段跳びで官房長に抜擢されてからです。それだけに恩義を感じていた。額賀大臣を売るつもりはないでしょう。その一方『久間さんという人は恐ろしい人だよ』と漏らしていた。証人喚問前、『僕は利権でカネに絡んだことはない。本当のワルは他にいる』とも言っていました」 しかし、守屋前次官の思惑とは正反対に、このまま額賀大臣が追いつめられるのは間違いない。こうなったら、守屋―宮崎コンビは、洗いざらいぶちまけることだ。
これほど汚れた役人を国防の中心に4年間も置いていたのは誰だ (ゲンダイネット)
防衛省の守屋武昌前事務次官(63)が、15日の参院外交防衛委で再び証人喚問される。 マスコミは大騒ぎで、先月29日の衆院の“守屋喚問”から、洪水のように防衛疑惑報道が流れているが、すべてを丸のみするのは危険だ。腐っているのは業者にたかった守屋と、業務上横領で逮捕された山田洋行元専務の宮崎元伸(69=日本ミライズ前社長)の2人だけ。そんなストーリーに乗って情報が流され、メディアも騒いでいる部分があるからだ。背後で防衛利権に群がった政治家、役人どもは大勢いる。福田首相は被害者ヅラをしているが、冗談じゃないのだ。 確かにこの2人は汚れている。それは間違いない。 「山田洋行では防衛省の受注額10億円につき1人を目安に、OBを天下りさせていた。この“採用基準”をつくったのが、宮崎です。さらに、宮崎は、幹部連中の子どもの就職まで面倒を見ていたのです。もちろん、山田洋行にもどんどん入社させていた」(関係者) 米国の子会社を利用してせっせと裏金を捻出し、複数の秘密口座にプールしては、守屋ら防衛省幹部の接待攻勢などに流用していたことも明るみに出た。「裏金の総額は5億円以上」(捜査事情通)だ。宮崎は内輪もめで山田洋行を辞めた後も、子会社の社員に指示して裏金を管理していたというから驚いてしまう。山田もミライズも、とてもじゃないが、マトモな会社ではないのだ。 女房はティファニー、娘も留学で世話に その金がどう使われたか。明らかになったのは守屋のタカリの部分だけだ。守屋は過去11年間で、宮崎から300回以上のゴルフ接待を受け、大半は妻同伴だった。プレー後は、夫婦で焼き肉とか寿司をゴチになるか、1人3万円以上の赤坂の高級クラブに繰り出したり、神楽坂で賭け麻雀にふけっていた。 「賭けゴルフとか麻雀を通して、守屋氏には現金も渡っていたとみられている。守屋夫人が牛耳っていた防衛省幹部の妻の集まり『美鳩会』の食事代まで、宮崎に払わせていたようです」(防衛省関係者) 夫人は、宮崎が米国出張するたびに、お土産にティファニーのアクセサリーなどをおねだりした。二女の米国留学の世話までしてもらった。 その裏で、海自の装備品納入をめぐり、02年に山田洋行の水増し請求が発覚した時、守屋が担当課長に電話したことや、防衛省の現職課長(47)に4500万円の現金を貸し付けたことも明るみに出た。「空自の次期輸送機(CX)のエンジン納入をめぐり、守屋氏は、宮崎の日本ミライズと随意契約するように後押しし、製造元の米GEと直接契約すべきという省内の意見も抑え込んだ。東京地検特捜部は守屋氏が便宜を図ったとして、すでに収賄で立件する方針を固めています」(捜査事情通=前出) ミライズの資金繰りに窮した宮崎は「いずれ守屋次官が社長になる」と金融機関に説明し、融資を募っていた。ズブズブの関係には驚き、アキれてしまうが、守屋がふんぞり返っていられたのはバックに政治家がいたからだ。そこを忘れてもらっては困る。 ●小泉政権が黙認した守屋のやりたい放題 守屋にやりたい放題を許してきたのは、自民党にほかならない。福田首相は、公務員としての守屋を「残念なお手本」と切って捨てたが、よくもまあ、シャアシャアと言えたものである。 これほど汚れた人物を4年以上も国防の中心に据えたのは、小泉元首相ではないか。福田も官房長官として仕えていた。 立正大教授の金子勝氏(憲法)が言う。 「守屋前次官が『防衛省の天皇』と呼ばれるほどの力を発揮できたのは、小泉元首相や首相秘書官・飯島氏の後ろ盾があったからです。守屋氏は、沖縄の米軍基地移転問題で、先頭に立って米国と交渉したと報じられています。その論功行賞なのか、昨年6月には防衛次官としては初めて訪米にも同行した。時の総理大臣が、最も神経を使うのが米国との交渉です。それを仕切った守屋氏は、小泉元首相サイドからすると使い勝手が良かったのでしょう。もちろん業者との癒着など、とうに知っていたはずです。彼らの責任も徹底的に追及しなければ、疑惑の全容解明はできません」 諸悪の根源は、数々の不正を見逃してきた小泉元総理や当時の防衛庁長官にあるのではないか。いまさら福田が正義面するなんてチャンチャラおかしい。 ●金丸以来の利権に群がった政治家 もともと自民党の政治家は、防衛利権の甘い汁を吸ってきた。山田洋行と自民党の関係は、防衛族のドンだった金丸信・元自民党副総裁から始まったといわれている。金丸が政界を引退した後は、山崎拓、久間章生、額賀福志郎といった防衛庁長官経験者が、防衛利権に手を突っ込んでいた。守屋と宮崎と政治家たち――だれが一番腐っているのか、と言いたくなる。 「とりわけ数多くの疑惑が囁かれているのは久間氏です。宮崎にすっぽんをごちそうになっていたし、山田洋行サイドに立ってGE幹部に圧力をかけた疑いも持たれている。防衛施設庁の談合事件でも関係が取りざたされ、普天間飛行場の移転や周辺の振興策に絡む疑惑も指摘されてきました。衆院での守屋喚問の直後に入院したことで、かえって疑惑を深めました」(事情通) 自民党の連中には、業者にたかった守屋を批判する資格などない。小泉はもちろん、秘書官だった飯島氏に加え、疑惑の渦中にある久間、額賀らを片っ端から喚問し徹底的にウミを出すべきだ。
(コメント) 防衛省守屋事件も今日の彼の逮捕で取りあえずの山場となったが、いろいろの下世話も含めての報道ではこんな生易しいものでフタをしてお仕舞いとは行かない。 上の報道は読み物としては面白いがまったくウソとは言い切れまい。来月3日の両人の証人喚問でどうなるかまたまったく関与していないと一点張りの額賀氏の論理が揺らぐのかも見ものだ。
いずれにしても初めの終わりでつぎは第2幕へ入る初めとも言える。ただ不公平というかずるいというべきか病院へ逃げ込んだ久間というのはあのとっつぁん坊やみたいな顔のウラで結構な役者振りをしていた模様だが一度はお白州場にしょっ引いて尋問、これあるべきものと思料するのでいずれ喚問は覚悟せよと伝達せよと申し渡したい。 額賀がおっちょこちょいで悪い籤をひいたでは不平等極まりないことで国民はそれを許さないと思う。 このさいこの疑獄の全貌を明らかにするためにも早い事情聴取は避けられない。 それと去れ以外の防衛族といわれる大物14-15人の関与などについても東京地検特捜部は真摯に公平に強力な刑事捜査を敢行して国民の不信を払拭するように邁進して欲しい。まげても政府高官筋からのヘンな要請ははねつけることは言うを待たないことだ。
http://www.osakacityweb.jp/junle/2007/10/post_215.html<o:p></o:p>
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